ななせさんの本の表紙だぞ!2

またななせさんの本の表紙をデザインしたぞ!オシャレなコーヒードリッパー買ってもらう!!!

https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030963333/

みんな予約してくれよな!!!

今回の本は短編集、といいながら私はばじふゆ893本だろ、と思っている。893成分多めだろ。

ななせさんのラフ

なるほどね。花びらね。
花びら敷き詰めたいか。敷き詰めるのか。花びら、花びらな…

死ぬほど大変なのだが?!??!!!!??????????
花びら…花びら作る…ちょっとずつ作る…花びら…
(この間、虚無であった)

まあまあ埋めれる量になった。そりゃコピペもしたが結構パターン作った。こんなん自分の本でせんぞ…
ここらへんで、コーヒードリッパーだけでは足りない…と思ったので10DANCEを読ませる。私のビッグ感情を聞いてほしい!萌えろよ!と思った。なお彼女には響かなかった模様…趣味がちげえんだよな~ちくしょ~

ピンクピンクのイメージラフをもらっているが、コレはキラキラの紙に白抑えなしで刷る部分なので少し強めの色も入れておく。

適当な紺色敷いて、バランスよく散らす。まだこの時はタイトルロゴ決めてないんだけど、とりあえず花びら地獄から抜け出したかったので量大丈夫か確認する。ちょっと大きいかな?って思ったが、一応バラの花びらのつもりでつくったので大きいやろ。良しとする。

次はロゴ~!
「未完成のアイラブユー」
アイラブユーのとこがカタカナ!カタカナか…長音符をどうするかがな~。とりあえず字を並べる。今回は「なんとなく明朝じゃない?」「明朝系で」と、一瞬で意見が一致したので明朝系、線が細い感じにする。
ラブレター、だから、書き文字系も入れておこうかな。
………
カタカナと明朝の相性がわるすぎる!っていうか、漢字並びの次の行が、カタカナのみっていうのが字の圧感の差がすごいし、明朝カタカナって明朝の良さが全然出ねえ。これ細めのゴシックのほうがいいかも。

並べ。いや~~~~~明朝よえぇ。長音符だめだな。ぐぬぬ…しかし長音符問題はゴシックにしても弱い、そりゃサイズはいじるけど弱い、え~~~!!むずかし!
個人的には一番上の行・左上から2番目、IWA新聞明朝体なんですけど、これが好きだな。でも手紙感が一切ない。

各スタイルで1書体ずつ絞って、字間やら長体にしたりとか諸々弄る。
新聞体のカタカナの安定感、丸明オールドの完成度、タカラインのかわいさ、手書きフォントは千冬の手書きっぽいイメージで。タイトルとしては弱いんだけど、ラブレター(手書きの手紙)なので、どっかで使いたいんだよな。ピンときてないんですが何かに使えるかもしれないので残しておく。

2行になっているので、幅を揃えたいと思いジャンプ率やらをいじる。
ポイントをアイテムにしたい(ロゴ化)のでアウトライン化して分解。まあ触りやすいのは「成・ラ・ブ」ですね。

ぺたー。

カラーは適当ね、仮。「成」の点だけ花びらにして、そこに接している部分はグラデに。
「ラ」はラブレターなので筆記用具、「ブ」は濁点をバラにしました。
花びらは舞わしていますが、バラそのものは配置してないので、濁点部分にアクセントで入れました。
長音符、長音符お前…長音符…これは保留。

配置~~~~~~
カラーのセンスがない…ですけど、コレは作業用の適当カラーですから!影グラデーションがわかりやすいようにですよ?!(いいわけ
リボンをタイトル部分にかぶせて、長音符の代わり…併用?みたいな感じ。もうちょい細い方が長音符みが出ると思うんですが、これ以上細いと花びらと一体化してしまうんだよね。リボン右端はガウス入れようかなあ、ピンと合わない的な感じで。
(ガウスは結局入れなかった。)

これね~~仮配置しておいてよかった~、タイトルロゴくどすぎる!!!ラ、ラ…ラはこのあと結局元に戻すのであった。盛りすぎイカン。

ここらへんでななせさんに見せて(締切より早く上げろの圧に負けた)方向性の違いが発生した。
千冬の来ているトレーナーの柄が雪の結晶っぽい+猫の絵(というか千冬感)を出したいので、雪の結晶を入れてほしい、という声。ええ~~~バラが舞っている中に急な雪の結晶?なの?
でもな~丁度本誌で千冬のクソダサセーターが出たからな…(制作時期がバレる)
成の点、は、花びらから色が移っているイメージなのでどうしても花びらから譲りたくないので、ブ、の方に雪の結晶を入れる。

成の字の、右上から色が移っていくイメージです。

ベーシックなモチーフにした~。盛りアイテムなのと、実寸がそんなに大きくないので。
入れる。

長音符をリボンからペンで引いた線っぽく変更。

ここからインクで書いた感出してく。

あしらい線が死の香りがする。最悪ここは手で作る…

荒すぎた。巻き戻る…
雰囲気的にはコレでええ。「の」がちぎれてるのがちょっと。

やり直し…

ぎゃ!「ラ」の一画目と二画目の間を詰めてたんですけど、近すぎてジャムった。距離取る…

インク溜まりっぽいイメージで。

配置して調整。あしらい線とリボンが喧嘩するな~~~

位置調整…あしらい線とリボンの距離を取るぞ。

リボンを盛々の盛りで特盛にしたら、花びらと喧嘩してるな~。花びら間引こう。
どのパーツも結構たいへんなおもいをしながら作っているので、間引くのは断腸の思いです。

左下にR18表記を入れたいので、ガワを作る。

リボンでは~と~。デカイwwwこれはないですね。

君はいつか…どこかで…具体的に言うと目次ページ…

18禁表示は羽根ペンモチーフのつもりなんですが、ちょっとペン部分を短くしすぎたな。いや、ほんとは長くしてたんですが、バランスわするぎてやめたんです。

そろそろ色考えます。
使用決定色は白とピンク。背景は濃い目の色。
方向性は気品、ベルベット、高級感。
ラフはブルー系ですが、ピンクと喧嘩するからな~。ほぼ補色だもん。メリハリというより同一トーンでまとめたいかな。
ざくざく。

ここらへんで一晩寝かせる。眠いので。
しかし左上のロゴ後ろは封筒のつもりで作っていたのだけど、封筒感皆無になってしまったな。ロゴが白ベースの時点でこうなる運命だった…
普段はこんなにカラバリ作らんですよ!今回は制作順が変だったので。

カラーを選んでもらい、締めに入るよ~。
タイトルが切れるのがやだとのことだったので、タイトル文字をもうちょっと小さくする。
タイトル文字をはみ出させたい職人なので。サガ。

しれっと裏表紙に収録内容書いた便箋がありますね。上の図ではサークルロゴが裏表紙右上にありますが、花びらを隠したくないという私のエゴにより便箋上に移動、柄っぽくして薄めに掲載。
フォントは「便箋に書かれた字」なので手書きっぽいフォントに。
千冬の字は綺麗だから!とななせさん談なのだが、わかりやすい手書き感を出したかったので、すこし癖ありますがふい字にしました。

対して、目次は可読性を重視して筑紫B丸ゴシックStd Bです。

さあ、カラー決まったしパーツも揃ったので、あとは調整調整、調整です!

完成~~。背表紙は急いで入れた笑。

で、今回はホワイトホロペーパークリスタルにCMYKと白抑えで刷るので、白版を作ります。これはイラレの方が簡単だよ~。
私、自分の個人誌でホログラムペーパー使った時にギラッギラにして失敗しちゃったからちょっとチキっていたのですが、今回は花びらの赤が結構鮮やかなのでホログラムに負ける事はないだろうと思ってつくった白抑え版初稿がこちら。

黒が白インク、白がインクを載せずにホログラムを透けさす部分ですね。
はい、ギラギラ分強すぎるだろっていうツッコミが入りましたので、ここから3稿ほど重ねて

これくらいに。
これ、是非実物が手元にあれば見て欲しいな~。一応写真載せますけど、家の照明の下だとめちゃかわいいよ!イベント会場の照明の下だとめっちゃホログラム弱くてビビったけど笑

これは赤い花びらじゃなければもっとラメラメホロホロに出来たのだろうか。概ね想像通り出来たと思うのだが。
楽しかったー!

名刺はマジのマジでゾーンに入った状態で作ったので、スクショが残ってない…

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